各ジャンルの曲をまとめたYoutubeのプレイリストを作って公開しています。
いろいろなジャンルの音楽に触れる際のガイド的な存在としてご利用ください。
それぞれのジャンルにつき、複数のプレイリストを作っていきます。
初めのほうに作ったリストはそのジャンルを代表する楽曲を中心に、
番号が大きなリストになるにつれてマイナーな曲が増えていきます。
各リストの曲目の上にあるSTARTボタンを押すとリストを再生できます。
また、曲目中のアルバム名をクリックするとamazonのページに飛びます。
(当サイトではアフィリエイトは行っていません。)
表記について
・*はリードヴォーカルが女性のバンドを表しています
ここからそれぞれのリストの曲目などへ飛ぶこともできます。
もちろん普通に下にスクロールしていっても見ることができます。
80年代中期のシアトルのアンダーグラウンドシーンでは、
Black Flagが1984年のアルバム"My War"で提示した
テンポを遅くしたハードコアパンクからの強い影響を受けつつ、
HR/HMなどの要素を取り入れていくバンドが増えてきました。
このようにして確立されたスタイルは後にグランジと呼ばれ、
1991年にリリースされたNirvanaの"Nevermind"を皮切りに
Pearl Jamなど多くのバンドが世界的な成功を収めていきます。
また、それにつれてグランジと呼ばれる音楽性も広がっていき、
Pearl Jamが鳴らしたダークでヘヴィなアメリカンロックや、
Alice in ChainsのようなBlack Sabbath直系のサウンドも
音楽的な共通性からグランジと呼ばれるようになっていきます。
ここではムーブメントの中心となったシアトルのバンドだけでなく、
いろいろな地域のバンドを混在させてリストを作成しています。
バンド名をクリックするとディスコグラフィーのページに飛びます。
最もオーソドックスな方針で作ったグランジのリストです。
アグレッシブな楽曲を中心にリストを構成しています。
NirvanaやPearl Jamなどのグランジを代表するバンドをはじめ、
グランジシーンを知るうえで欠かせないバンドばかりを集めています。
Screaming TreesやTadなどのキャリアの長いバンドから、
グランジ中期以降に活躍したバンドまで広く扱っています。
また、L7などの代表的な女性グランジバンドも多く含めています。
生粋のグランジバンドというわけではないながらも、
グランジとしての色合いが濃いサウンドを鳴らしつつ
成功を収めたバンドもいくつかリストに含めています。
またUrge Overkillなどのグランジではないながらも、
グランジシーンとの関連が深かったバンドも選んでいます。
「標準のグランジリスト」ではできるだけグランジ色が強く、
かつアグレッシブな曲を中心にリストを構成していますが、
こちらはそれらの枠を外してより広範に曲を選んでいます。
そのため攻撃性の強さの関係から選んでいなかった
各バンドの代表曲もこちらにたくさん含まれています。
標準のリストとはまた違ったグランジの個性が見えてきます。
グランジを代表する楽曲の一つである"Jeremy"など、
当時のシーンを象徴する楽曲を多く含んだリストです。
他にもSoundgardenやStone Temple Pilotsなどの、
各バンドにとっての最大の代表曲もたくさん入っています。
1965年頃からThe BeatlesやThe Kinksなどによって、
それまでロックでは扱われなかった楽器を大幅に導入したり、
インド音楽などの民族音楽を取り入れる動きが出てきました。
また、社会的には泥沼化するベトナム戦争への反発から、
"Love & Peace"などを掲げたヒッピームーブメントが起き、
当時は合法であったLSDが精神解放の道具として広がります。
これらの動きが一つとなり、音楽的な革新性を追求しつつ、
LSDによって生じる幻覚作用を音楽によって表現しようとする
サイケデリック・ロックが1966年頃から隆盛を極めていきます。
一口にサイケデリック・ロックといってもその音楽性はかなり広く、
内省的な暗さを持つものからファンタジックな世界を描いたもの、
またガレージロック色が強いものまで様々なスタイルがあります。
1970年代初期にはムーブメントは終息を迎えていきましたが、
サイケデリック・ロックから派生する形でプログレッシブ・ロック、
ハードロック、サンシャイン・ポップ、実験音楽などが生まれ、
後のいろいろなロックのスタイルの基礎にもなっていきました。
ガレージ系のものからファンタジックな雰囲気を持ったものまで、
いろいろなスタイルのサイケを特に区別せずに作ったリストです。
サイケシーンを語るうえで極めて重要性の高いバンドを中心に、
その音楽性の特徴が伝わりやすいように構成したリストです。
ジミ・ヘンドリクスなどのハードロックにも繋がるヘヴィサイケも含め、
サイケシーンを彩った主要なバンドをより幅広い形で紹介しています。
フランク・ザッパによる実験色の強いThe Mothers of Inventionから、
サイケデリック時代のPink Floydまで、重要なバンドを多く扱っています。
80年代中期からRed Hot Chili Peppersをはじめとして、
ファンクとメタルの要素を融合させるバンドが増えてきました。
ファンクやスカを基盤にメタルの硬質さを吸収したFishbone、
メタルの中にファンクのエッセンスを溶け込ませたExtreme、
様々な音楽性をミックスしていく中でファンクも取り込んだ
Jane's AddictionやFaith No Moreといったバンドなど、
一口にファンクメタルと言ってもそのスタイルは様々です。
オルタナティブの流れにしばしば位置づけられるジャンルですが、
Extremeなどのオルタナとの関連が薄いバンドもけっこういます。
ファンクメタルの基盤を作り上げてきたバンドを中心に、
その音楽性が伝わりやすいように構成したリストです。
Spin Doctorsはファンクメタルとはあまり呼ばれませんが、
90年代ファンクを代表するバンドということで入れています。